ついにかねがね噂のGoogle Driveが始まりましたね
無料で5GBついてくるので、早速使ってみましたが、こりゃ~すごい
Dropboxを超えた先進の機能性を見せつけてくれてます。
とりわけ、Chrome環境下だと、Webアプリとの連携が簡単にできて、下手なソフトは要らなくなりそうです。
たとえば、Google Driveに写真を置いておくと、右クリックからどの”アプリ”で写真を編集できます。。。
これからGoogle Accountがあれば何でも出来るけれども、それはすなわちGoogleに全てを握られると言うこと。じゃ~使わないか?と言われると、便利だから使わないわけにはいかない。実際に、プライバシーポリシーに関する懸念があちこちに沸いている。
そんなわけで、はじめてまともに プライバシーポリシーを読みましたが、実際のところ微妙ですね。
日本語版も英語版もよんでみたけれども、やはり英語版の方がしっくり来ます(当たり前ですが。。。)。
http://www.google.com/intl/en/policies/terms/
ここにGoogle Service全般のプライバシーポリシーや使用許諾が書かれています。
気になる部分を転載します。
”When you upload or otherwise submit content to our Services, you give Google (and those we work with) a worldwide license to use, host, store, reproduce, modify, create derivative works (such as those resulting from translations, adaptations or other changes we make so that your content works better with our Services), communicate, publish, publicly perform, publicly display and distribute such content.” (上記のURLより転載)
若干意訳ですが、”you(お客様)がGoogleサービスに対してコンテンツをアップロードもしくは提供する場合、you(お客様)はGoogle(およびGoogleと協業する第三者)に対して世界規模で下記の使用許諾を与えたものとします。つまり、(お客様の)コンテンツを使用、ホスティング、保存、複製、変更、(翻訳等の)派生コンテンツの創成、(公衆)送信、出版、公演、上映、(公開)表示、および配布を行う使用許諾を指します”
確かにここだけ読むと、お前のモノは俺のモノって書いてるんですが、その直後に、
” The rights you grant in this license are for the limited purpose of operating, promoting, and improving our Services, and to develop new ones. ” (上記のURLより転載)
このライセンス下で、you(お客様)が(多分、Googleに対して)付与した権利は、”(Googleサービス)の運営、プロモーション、サービスの改善、および新規サービスの立ち上げに関する限定的な目的に対してのみ適用される”
てな、感じで読めるんですよね。
Cloudへ向かっている現在では仕方ない気がします。
上に書いたような権利をGoogleが保持しないのならば、先に挙げたGoogle Drive上での画像編集など絵に描いた餅になってしまいます。さらに、Google Driveの出現と共に、OCR機能の追加も行われました。OCR機能だって、上記のPermissionがGoogleには必要なはずです。もちろん、これで不安が無いかと聞かれれば、”不安だ”と答えざる得ないのが現状でしょうね。ただ、他のクラウドも似たり寄ったりだと、http://www.theverge.com/2012/4/25/2973849/google-drive-terms-privacy-data-skydrive-dropbox-icloud で、結論づけられています。
なにはともあれ、Google Driveはメチャクチャ便利です。これの出現で、Chrome OSの重要さが身にしみて分かりました。個人的には、Google Driveで行こうかな、思っています。上に挙げたblogのとおり、Cloud時代ではどちらにせよ、プライバシー問題がつきまとうわけで、そうであるならば一番便利なのを取ろうかなと考えてます。
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